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究極のペンタブ現る! Xencelabs ペンタブレットレビュー!

2021-09-08

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こんにちは!お絵かき大好きメディバン中の人4号です!

ちかごろお絵描きさん界隈で話題になっているウワサのペンタブの存在を知っていますか?その名も…

プロフェッショナル向け 高性能ペンタブレット

Xencelabs(センスラボ)

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お絵かきに使えるいろいろな周辺機器をレビューしてみよう企画第5弾では

低価格板タブや液タブが主流となりつつある昨今に発売となったプロ向けペンタブXencelabsの魅力とは何か…!?

を探っていきたいと思います! ちなみに今回のレビュー内容はこちら

  • ①そもそもペンタブってなに?

  • ②板タブと液タブ

  • ③Xencelabsを開封してみた!

  • ④Xencelabsでお絵かきしてみた!

  • ⑤まとめ

①そもそもペンタブってなに?

そもそもペンタブって何の略?という方向けに軽くご説明します。

ペンタブとは「ペンタブレット」の略称で、マンガやイラスト作成に広く使用されているお絵かき機器で、PCお絵かきには必須とも言える存在です。

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ちなみにペンタブには板状のボードに描画するタイプの板状ペンタブレット(板タブ)と液晶画面に直接描画するタイプの液晶ペンタブレット(液タブ)の2種類があり、Xencelabsは板状ペンタブレットに該当します。

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②板タブと液タブ

板タブと液タブにはそれぞれメリットデメリットがあり、これらを考慮した上で自分にあったものを購入するのが良いとされます。

▼板タブ

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メリット

・ほとんどの板タブがドライバのダウンロードと1つのコードを接続するだけで使えるので初心者でも始めやすい。

・液タブと比べて低価格の商品が多く、導入コストが低め。

・姿勢を正して作業ができるので、液タブより首、肩、背中が凝りづらい。

・画面に直接描かないので、手で画面が隠れない。

デメリット

・液晶画面やOSが搭載されていないので板タブ単体で絵を描くことはできない。(接続するPCやタブレットが必要。)

・手元と視覚に距離があるので、作業に慣れるまでに多少の時間が必要。

▼液タブ

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メリット

・液晶画面に直接描画するので、アナログに近い感覚で直感的に描ける。

・直感的に描けるので、慣れるまでの時間が必要ない

デメリット

・長時間作業していると、液晶画面の熱で手が熱くなることがある。

・下を向いての作業となるので首、肩、背中などを痛めがち。

・液晶画面に直接描画するので、手で画面が隠れてしまう。

・液晶画面が組み込まれているため、板タブと比べて価格が高め。

④Xencelabsを開封してみた!

今使ってるペンタブと比較したい!という方のために、購入時にどんな商品が入ってるのかも紹介していきます。
早速こちらがXencelabs。

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グレー×黄色のカラーリングが素直にとてもおしゃれ。

こういう箔押しにもグッときますね。

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肝心の中身はこんな感じです。

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今回使ったのは通常版はなく、Xencelabs ペンタブレット Medium

バンドル(クイッキーズセットモデル)。 こちらには「クイッキーズリモート」という左手デバイスが同梱されています。

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通常版との違いはクイッキーズリモートの有無のみ。

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持ち運び用のケースやグローブがあるのは地味に嬉しい。

クイッキーズリモートは単品での購入も可能とのこと。

ちなみに持ち運び用のタブレットスリーブケースは、ペンタブのケースとは思えないほどガチ度がやばい。

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こちらがペンタブを収納場所。

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びっくりするぐらいフカフカな生地が使われていて衝撃。

「ガチの保護ケース」という熱意を感じる。

さらにもうひとつポケットも。

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さらに小さいポケットもあって、そちらにはクイッキーズリモートやコードがぴったり収まる。

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全部収めるとこんな感じ

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続いて、こちらがXencelabs本体。

前面

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背面

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製品サイズ:約320.5 × 232.9で薄さ8 mm。 重量:約711g

サイズ、重量的に一般的なミディアムサイズの板タブという印象で、サイズ感はこんな感じ。

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描画領域面はとてもサラサラとした材質で滑らか。

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板タブの表面と言えば、硬質で使っているうちに表面にキズがついてしまうイメージですが、この材質はある程度キズに強そうだなという印象。

Xencelabs本体のショートカットキーは上部に3つ設定可能。

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ちなみに描画領域のコーナーは光ります。

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Xencelabsのドライバで色の変更も可能。

描画領域が目視でわかりやすいし、さりげなく光る個性がとても好ましい。

接続コードはUSB+タイプCで、ワイヤレスでの利用も可能。

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ワイヤレスの場合は3時間充電で16時間使えるとのこと。

ちなみにワイヤレスで使う場合は付属のUSBをパソコンに接続する必要があるので注意が必要。

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有線で使う用にタイプCへの変換アダプタも付いていて安心。

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付属しているペンはなんと2種類。

ショートカットが3個設定可能な「3ボタンペン」とボールペンのようなスリムなボディの「スリムペン」。

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ペンタブと言えば付属のペンはひとつという印象なので2本ついてるのは驚き&嬉しい。

ちなみにどちらとも筆圧レベル8192と現状の筆圧レベル最高値。

あとは、ペンケース自体もかなりのこだわりを感じる。

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ケース内部も、ただのプラスチックではなくマットな材質で高級感がある。

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収納部分も柔らかいのでペンや付属品を傷つけることなく収納できる。

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タブレットスリーブケースと同様にこちらも「ガチの保護ケース」の熱意を感じる。

ペンケース内には付け替え用のペン先も付いていて、デフォルト芯に加えフェルト芯も付属している。

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フェルト芯が付属しているペンタブは私が知りうる限り他に無いのではないかなと思うのですが、愛用者としてはとてもうれしいやつです。

クイッキーズリモートもペンタブ本体同様に、有線、ワイヤレスどちらでの利用も可能。

正面

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製品サイズ:約320.5 × 232.9で薄さ12 mm。 重量:約142g

ワイヤレスの場合は2.5時間充電で最大52時間利用可能。

物忘れが激しい中の人4号にも優しいショートカット名を表示してくれるディスプレイもついてます。地味にうれしい。

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さらに裏面に滑り止めがついているので置いても使えるし、重量自体も軽いので持ち上げた状態でも使いやすい。

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置いて使えば手が小さくても指の運びを気にすることなく使えるのでありがたい。

ちなみにクイッキーズはホイール部分が光ります。

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Xencelabs本体同様に、各種設定はドライバから設定が変えられます。

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ショートカットは最大8個×5つのショートカットセットが作れるので、作業のシーンによって使い分けができるのは絵描き的にありがたい機能だなという感想。

すべてのセットを表示しながらの設定変更ができるのも、感覚的で優れてるなと感じました。

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ちなみにXencelabsを使う際はドライバのダウンロードが必要なので忘れずに必ず入れましょう。

ドライバはこちらからダウンロードが可能です。

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すでに他のペンタブレットのドライバが入っている場合は、不具合の原因になりえるので必ずアンインストールした上でダウンロードしましょうね。

⑤Xencelabsでお絵かきしてみた!

開封したXencelabsを使って、普段使っている低価格ペンタブとの違いを比較しながらお絵かきしてみました! まずはラフを作成。

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今回は付属のスリムペンの方を使用してます。

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中の人4号は手が小さめで、一般的なペンだとペンの胴回りが太いためか手が疲れやすいのですが、スリムペンはボールペンみたいに軽いのでとても快適。

グリップ部分の素材も、Xencelabs本体の描画領域に近いさらさら素材なので、手に汗をかいてしまうタイプの人でも不快感なく使えそうだなと思いました。

また、普段使っているペンタブのグリップは吸着が強く、細かいホコリが付きやすいのがとても気になるのですが、試しにXencelabsのペンをほこりの多い場所に放置してみたところ、ほとんどホコリがつきませんでした。

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ほこりがついても軽くはらうだけで簡単にとれるさらさら素材すばらしい。

次に線画を描いていきます。

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太い線も繊細な線も軽い力でストレスなく描けてとても快適。

従来のペンタブで感じる若干の遅延もほとんど感じませんでした…!

あまりに使いやすいのでメディバン社内の絵描き仲間にも触ってもらいましたが、買い替えたいレベルで描きやすいという好評をもらいました。

ちなみにワイヤレスと有線とで描画スピードをためしてみましたが、やはり有線の方が遅延は少ないように感じました。

家での作業は有線でやるのがいいかも。

ペンの描き心地をさらにこだわりたい場合はドライバで細かい設定も可能。

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ペンの設定は3ボタンペンとスリムペンでそれぞれ個別に設定ができるのでこちらも作業のシーン毎に使い分けるのもありかもです。
各設定はソフト毎に設定を保存できるので、複数のソフトを兼用している人にはとてもありがたい仕様。

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そしてこの段階からクイッキーズリモートが大活躍。

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ちなみに私個人としてはちょっと斜めに置いて作業するのが安定してとても使いやすかったです。

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握り込む形で親指でホイールを回しつつ人差し指でボタンを操作する感じがしっくりきました。

ということでペン入れはこんな感じになりました!

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続いては色塗りです。

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塗りに筆跡を残すのがとても好きなので、ついついガシガシとストローク多めに塗ってしまうため色塗りが一番手の疲労が溜まりやすいのですが、Xencelabsではいつも感じる手の疲労が軽減されていたように感じました。

スリムペンの影響だけではない何らかの理由を小一時間考えた結果

・ペンの遅延が少ないので描き直しがいつもより少ない。

・Xencelabs本体の描画領域エリアがサラサラ素材なため、手の側面の摩擦がなめらかで手が動かしやすい。

・Xencelabs自体が薄型である+本体下部の曲線がなだらかなので手を動かす際に段差を感じず、ストレスフリーで描ける。

が要因かなと感じました。 ちなみに描画領域下部の曲線はこんな感じ。

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薄型である+この曲線によるストレスフリー具合は個人的な推しポイントなので是非使って体験してほしい。
ということで完成イラストはこちら!

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ほぼワンドロ(1時間作業)での作成でしたが通常時よりクオリティが上がったなと感じました。
先ほどあげた

・線を引く際の遅延が少なく、ストロークが滑らかで線が描きやすい。

・Xencelabs本体の描画領域の材質が手を動かすことに適していて描きやすい。

にという点に加え、やはり

・クイッキーズリモートが想像以上に快適。

のおかげで、作業時間のスポードアップ+余分の時間をクオリティ向上に利用することができました!

最後に、低価格ペンタブとXencelabsとを使い比べてみた感想です。

低価格ペンタブ

・とにかく低価格で良いものを使いたい方やこれからデジタルを始める人におすすめしたい商品。

Xencelabs

・絵が上達したくてたまらない人

・もっともっと作業効率をあげたい人

・絵を「快適に」「楽しく」描きたい人

など、絵をガチで描いていきたい人にこそおすすめしたい絵描きのことだけを考えた、こだわりにあふれた商品。

もちろん、低価格のペンタブにもペンタブ毎のこだわりがあり、何より低価格であるがために手を出しやすいという何物にも変えがたい魅力があります。

ただし、低価格だからゆえに商品のこだわりの上限があるのもまた事実かなと思います。

その点でXencelabsには低価格の気軽さが無い分、とことん絵を描くことを突き詰めて使い込むためのこだわりや使い勝手の良さが存分に備わっていると感じました。 ちなみに一部販売店舗ではお試しで利用することも可能とのことなので、気になる方はぜひ足を運んでみて欲しいなとおもいます!!

展示店舗

北海道 ▶︎ DEPOツクモ札幌駅前店

東京 ▶︎ ツクモパソコン本店

愛知 ▶︎ ツクモ名古屋1号店

大阪 ▶︎ ツクモ日本橋店

福岡 ▶︎ ツクモ博多店

※2021年8月現在の情報です。

まとめ

今回のレビューのまとめです。

良かったところ

・太さの違う2種類のペンが付属するので作業シーンや好みに応じて使い分けられる!

・線を描くときの遅延をほとんど感じず軽い力で良い感じの線が描ける!

・ペンのグリップの材質が他社商品よりさらさらで握りやすくてほこりもつきにくい!

・Xencelabs本体の描画領域の材質も他社商品よりさらさらで手を運ぶのにストレスフリー!

・付属のクイッキーズリモートが使いやすい!(中の人4号的に横向きにして使うのがおすすめ)

・クイッキーズリモートのショートカット名表示が地味にありがたい!

・各種ドライバでのカスタマイズが豊富!

・お絵かきガチ勢におすすめしたい絵描き向けこだわり品質!

・一部店舗で展示があるので買う前に試せる!(とりあえず触ってみて欲しい)

悪かったところ

(正直今回悪かったところは本当に思いつかなかったです、すいません)

いかがだったでしょうか! 中の人4号はこういった「対象ユーザーのためだけにつきつめて作られた商品」がたまらなく好きなので、正直「すごいペンタブが出たな…!」という気持ちでいっぱいです。

これからペンタブ買い換えようかなという人は特にぜひ一度お試しくださいね!

それでは次回のレビューもお楽しみに!

元の記事のリンク :https://medibangpaint.com/topics/xencelabs/

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